犬 口臭 生臭い

犬の口が生臭い時の対処法

愛犬を抱っこした時や顔を近づけた時に、口臭が気になることはありませんか?

 

なんだか生臭かったり魚臭かったりするんだけど、魚を食べさせた覚えはないのに・・・なんて経験をした方は少なくないと思います。

 

では、なぜ生臭い口臭になるのでしょうか。

犬の口臭がくさい原因@生理的口臭

原因は様々ありますが、まずは生理的なものが原因の場合です。

 

朝起きた時に特に臭いということがあれば、これが原因だと思います。

 

鮮度がよく綺麗な水が飲めないと、口の中が乾燥してしまいます。これは人間でもそうだと思うのですが、犬も乾燥してネバつくんですね。乾燥することによって、汚れが口の中に溜まりやすくなり細菌が繁殖してしまいます。この細菌の繁殖が臭いの原因です。

 

生理的な原因には、加齢もあげられます。歳をとると唾液の分泌が少なくなります。唾液が少なくなるということは、口の中が乾燥するということなので、やはり細菌が繁殖する口内環境になってしまいます。唾液の働きには消化酵素を出すだけでなく、口の中の汚れを洗い流す働きもあるのです。

 

このどちらも原因は口内の乾燥が原因ですから、水を飲ませることやいつでも水を飲める環境にすることで口臭が改善されます。

犬の口臭がくさい原因A食べ物による口臭

次に食べ物が原因の場合です。

 

まず、食事は何を与えていますか?また、人間の食事は与えていますか?

 

フードの種類や人間の食べ物を食べさせることによって、口臭の強さが変わってきます。

 

多くの飼い主さんが与えていると思われる「ドライフード」ですが、これは保存の仕方が悪いとすぐに酸化してしまいます。

 

内容量が多いため開封してから食べきるまで時間がかかる・密閉性が無いような保存の仕方をしている・愛犬が全て食べるまで時間がかかっても食器に出しっぱなしというような心当たりはありませんか?

 

これだとフードが新鮮さを失い酸化してしまいます。フードが酸化するということは、口の中を酸化させるということです。そのため口臭が発生してしまいます。

 

そして、ドライフードを与えていなくても、うちは「半生タイプ」・「缶詰タイプ」だから大丈夫と思っていませんか。このタイプのフードはどちらも柔らかいですよね。フードが柔らかいと歯についた歯垢を削がないどころか、逆に歯についてしまいます。

 

歯についたフードの匂いとそのフードの中で繁殖した細菌の匂いでドライタイプより口臭が発生しやすくなりますので気を付けましょう。

 

そして、ぎくっ!とした方も多いのではないでしょうか。

 

人間の食べ物を与える行為ですが、おねだりされると可愛くてあげたくなりますよね。それが犬が食べてはいけないと言われていないものならなおさらですね。ですが、その食べ物は愛犬のお腹や口内環境に本当に良いものでしょうか。

 

犬は人間と違って穀物を消化しにくかったり、歯磨きをする習慣が無いので歯垢が溜まりやすかったりします。与える時は少量を、与えた後はお口のチェックを習慣にしたいですね。

 

さて、食べ物が原因の場合ですが後でまたお話ししますが、フードを密閉容器に入れて保存する・フードのタイプを変えてみるなど愛犬の様子を見ながら原因をさぐり対処していくのがいいですね。

犬の口臭がくさい原因Bストレスによる口臭

次にストレスが原因の場合もあります。これは、生理的要因と状態は同じでストレスを感じていることにより口内が乾燥します。そして細菌が繁殖しますので、緊張しているな、ストレスを感じていそうだなと思ったら新鮮な水を用意してあげましょう。

犬の口臭がくさい原因D病的口臭

最後に病的なことが原因の場合です。が、一口に病的といっても本当に様々あります。

 

口内に関係すること、腸内に関すること、腎臓に関すること、尿毒症や鼻炎・糖尿病などです。腎臓や尿毒症、鼻や咽頭の炎症・糖尿病などは病院に行き獣医師さんに診察してもらうしか方法はありませんので、口内に関係することと腸内に関係することを考えていきたいと思います。

 

まず口内に関することですが、実は犬の口が魚のような匂いがする時は90%以上が歯周病菌が原因だと言われています。その匂いの原因のほとんどだなんて、驚きですよね。

 

では、なぜ歯周病になるのでしょうか。

 

歯は唾液の成分で覆われています。その成分に食べ物のカスや雑菌が付着すると、歯垢になります。この歯垢の層が重なって厚くなったものを歯石と呼びます。歯石の中には様々な細菌が大量に繁殖しており、歯石は歯肉に接していいますから、細菌が歯肉にまで移ります。やがて歯肉炎になり、歯肉炎が悪化して歯周病になるのです。

 

この細菌の匂いと歯肉が炎症している匂い、歯石の中にいる細菌がアミノ酸を分解してしまった時に発生する物質の匂いが原因になります。特に、アミノ酸が分解される時に発生した物質は匂いがとても強く、生臭い腐敗臭がします。

 

対策としては、歯ブラシや歯石取りなどの口腔ケアをしっかりしてあげることです。歯周病になってしまうと心臓病や体調不良の原因になってしまいますので、日ごろから気を付けてケアしたい部分ですね。

 

口腔ケアをしているのに生臭いよ?という方は腸内環境や内臓の疾患を疑ってみてください。歯を乾いたタオルやガーゼで拭いてみて臭いがしなければ、口内以外に原因があります。

 

腸内環境が原因の場合ですが、フードを変えてみるのが一番です。

 

安価なフードには、油分と穀物が大量に入っています。これは、安価に大量に生産するためです。ですが、油分は口の中を酸化させてしまいますし、米や小麦・トウモロコシなどの穀物類は犬は消化が苦手です。

 

それは、犬が穀物の消化酵素を持っていないからです。穀物が消化されずに体内に残ってしまうと、体に大きな負担がかかります。その結果、腸内環境を悪くしてしまいますので、安価なフードではなく添加物が配合されていない天然由来成分で作られたフードを与えてみましょう。添加物とは、保存料や酸化防止剤、着色料、香料などです。

 

また、資質やタンパク質を一度に大量に与えてしまうと、悪玉菌が増殖し腸内環境が悪化して臭いの原因になります。なぜなら、タンパク質は悪玉菌のエサになるからです。フードやおやつを選ぶとき、自分で愛犬のフードを作るときなどに気を付けたいですね。

 

そして、安価なフードには4Dミートと言われる材料が入っていることがあります。
・Dead-死んだ動物の肉である
・Dying-死にかけていた動物の肉である
・Disabled-体の一部に障害のある動物の肉である
・Diseased-病気の動物の肉である
この4つが4Dミートと呼ばれています。

 

人間の食べる肉としては不合格なのですが、動物のフードに使う基準には合格しているのです。まだまだ動物に与えるフードの合格基準は緩いのですね。

 

この4Dミートは安価で手に入るため、安いフードには使われていることがあるようです。4Dミートという表記はないため、見分けるにはメーカーのホームページをよく読むことが大事です。

 

高品質な材料と表記されていると一見安心してしまいますが、本当に自信のあるメーカーは人間でも食べられますと表記しています。愛犬の健康を考えた時、この表記の違いは大きいのではないでしょうか。

 

愛犬の口臭を改善するためには、「口腔ケアをする」・「フードを質のいいものに変えてみる」まずはこの2つが大事なことが分かったかと思います。

 

フードを変えてみる際には、開封後1か月以内で食べきる量を目安に購入してみてください。

 

愛犬の口が生臭いということは、飼い主の不快感だけでなく愛犬の健康にも繋がるということです。口臭は愛犬からのSOSなのかもしれません。
そんなSOSを見逃さないようにしたいですね。